猫背は危険!姿勢が悪い人はほうれい線が出来やすくなる
ほうれい線は年を重ねてくると、出てくるものだと考えている人がとても多いはずです。しかし、最近では20代の若い女性でも、出てしまっている人が、たくさんいます。
若々しい肌なのになぜなのだろうと疑問に感じるはずですが、その原因の1つと言われているのが姿勢の悪さです。
パソコンやスマートフォンをする時に、つい背中を丸めてしまったり、アゴを突き出すような姿勢をとってしまっていることが、多々あるはずです。このような猫背の状態でいると、顔にくっきりと出てきてしまいます。
顔を下に向けた状態でいることが長く続くと、筋肉に負担がかかってしまうわけです。そのため、顔の筋肉がたるむことになります。
また、ほうれい線は目元のこじわなどと違い、肌の深いところで起こります。線維は肌の奥にある真皮層に弾力をもたせる働きがありますが、この線維が衰えてしまったり、皮膚の土台である筋肉、つまり表情筋が衰えてしまうことが原因で起こるのです。
筋肉が衰えてくると、支えを失った皮膚は重力のためにたるみ、シワも出来やすくなってしまいます。また、猫背の状態が長く続いてしまうと、僧帽筋という背中の筋肉が伸びきってしまうんですね。
実は顔の筋肉を支えるためには、真皮のコラーゲン繊維だけでなく、この筋肉も引っ張る役割をしているとされています。
そのため、猫背の姿勢が悪い状態が続いていくと、僧帽筋が弱まってしまい、ほほの肉を引っ張っ張る力を弱くなってしまうわけです。その結果、たるみが出てしまいますので、ほうれい線の原因にもなってしまいます。
このような事にならないために、デスクワークをする時などは、背筋を伸ばして椅子に深く腰かけるようにしましょう。また、机に椅子を引き寄せて座ることも大切です。
長時間パソコンに入力すると、顎を突き出してしまいがちですが、気がついた時に顎をひいて背筋を伸ばすことを心がけてくださいね。また、腹筋・背筋運動を週2回ほど無理ない程度に取り入れるのもおすすめです。
猫背は普段の生活習慣と心がけですぐに改善することができますし、お金も必要ありませんので、すぐにあなたの生活に取り入れるようにしましょう。