真皮のエラスチンの役割は?
皮膚は表皮・真皮・皮下組織から構成されています。これらの内で、表皮の最も内側にある層が真皮と呼ばれる部分です。また、新陳代謝が盛んになるとシワがない弾力がある肌になります。
表皮と真皮は薄い膜でつながっており、それらの内で真皮をつくっているのが、『コラーゲン繊維』と『エラスチン繊維』になります。コラーゲン線維はロープのような形をしていて、保水性がある物質です。肌のハリ・弾力を保つためには重要な成分です。
ただ、このコラーゲン繊維は加齢などが原因で生成量が減ってしまうと、シワやたるみの原因になります。下記の記事でも紹介したように、40代になると急激に量が減少する成分ですので、いつまでも若くいたい人はその生成をサポートするようなコスメを利用するのが大切です。
コラーゲンは40代になると急激に減少する!
一方、エラスチン繊維はコラーゲン繊維が交わっているとこに絡みついて補強する、コイル状のたんぱく質になります。そして役割はコラーゲン繊維を支えることです。
伸縮性があり、お肌の水分維持にかかせない成分になります。また、お肌の弾力性を維持するために重要な成分です。こちらも加齢になるにつれて生成されなくなっていき、そのためにコラーゲンネットの構造もゆるんでしまって、シワやたるみの原因になります。
なお、普段の生活習慣で、お肌の弾力性やハリを出す役割があるエラスチンやコラーゲンを破壊する大きな原因の1つが、紫外線です。紫外線をあびることによって、お肌にシワなどのトラブルが起こりやすくなります。
また、ストレスも原因で、それを多く感じるとからだの中の活性酸素が多くなってシワの原因になります。なお、コラーゲンやエラスチンを減らさないようにするためには、徹底的な保湿をする必要があります。
例えば、ヒト型セラミドが配合されたヒフミドや、メディプラスゲルのような保湿コスメはおすすめです。
また外に出るときには紫外線対策をしっかりおこなう必要があります。牛すじや手羽先・軟骨などの食材に多く含まれているので、シワやたるみが気になる人は積極的に摂取すると良いしょう。食事で摂取することが困難な場合は、サプリメントもあるので、利用すると手軽に摂取することができます。